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Co-authored-by: ryusuke.miyaji <[email protected]> Co-authored-by: ryuckel <[email protected]> Co-authored-by: Sebastián Ramírez <[email protected]>pull/2187/head
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# リクエストボディ |
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クライアント (ブラウザなど) からAPIにデータを送信する必要があるとき、データを **リクエストボディ (request body)** として送ります。 |
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**リクエスト** ボディはクライアントによってAPIへ送られます。**レスポンス** ボディはAPIがクライアントに送るデータです。 |
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APIはほとんどの場合 **レスポンス** ボディを送らなければなりません。しかし、クライアントは必ずしも **リクエスト** ボディを送らなければいけないわけではありません。 |
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**リクエスト** ボディを宣言するために <a href="https://pydantic-docs.helpmanual.io/" class="external-link" target="_blank">Pydantic</a> モデルを使用します。そして、その全てのパワーとメリットを利用します。 |
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!!! info "情報" |
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データを送るには、`POST` (もっともよく使われる)、`PUT`、`DELETE` または `PATCH` を使うべきです。 |
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GET リクエストでボディを送信することは、仕様では未定義の動作ですが、FastAPI でサポートされており、非常に複雑な(極端な)ユースケースにのみ対応しています。 |
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非推奨なので、Swagger UIを使った対話型のドキュメントにはGETのボディ情報は表示されません。さらに、中継するプロキシが対応していない可能性があります。 |
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## Pydanticの `BaseModel` をインポート |
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ます初めに、 `pydantic` から `BaseModel` をインポートする必要があります: |
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```Python hl_lines="2" |
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{!../../../docs_src/body/tutorial001.py!} |
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``` |
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## データモデルの作成 |
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そして、`BaseModel` を継承したクラスとしてデータモデルを宣言します。 |
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すべての属性にpython標準の型を使用します: |
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```Python hl_lines="5-9" |
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{!../../../docs_src/body/tutorial001.py!} |
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``` |
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クエリパラメータの宣言と同様に、モデル属性がデフォルト値をもつとき、必須な属性ではなくなります。それ以外は必須になります。オプショナルな属性にしたい場合は `None` を使用してください。 |
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例えば、上記のモデルは以下の様なJSON「`オブジェクト`」(もしくはPythonの `dict` ) を宣言しています: |
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```JSON |
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{ |
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"name": "Foo", |
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"description": "An optional description", |
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"price": 45.2, |
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"tax": 3.5 |
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} |
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``` |
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...`description` と `tax` はオプショナル (デフォルト値は `None`) なので、以下のJSON「`オブジェクト`」も有効です: |
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```JSON |
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{ |
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"name": "Foo", |
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"price": 45.2 |
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} |
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``` |
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## パラメータとして宣言 |
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*パスオペレーション* に加えるために、パスパラメータやクエリパラメータと同じ様に宣言します: |
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```Python hl_lines="16" |
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{!../../../docs_src/body/tutorial001.py!} |
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``` |
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...そして、作成したモデル `Item` で型を宣言します。 |
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## 結果 |
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そのPythonの型宣言だけで **FastAPI** は以下のことを行います: |
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* リクエストボディをJSONとして読み取ります。 |
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* 適当な型に変換します(必要な場合)。 |
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* データを検証します。 |
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* データが無効な場合は、明確なエラーが返され、どこが不正なデータであったかを示します。 |
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* 受け取ったデータをパラメータ `item` に変換します。 |
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* 関数内で `Item` 型であると宣言したので、すべての属性とその型に対するエディタサポート(補完など)をすべて使用できます。 |
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* モデルの<a href="http://json-schema.org" class="external-link" target="_blank">JSONスキーマ</a>定義を生成し、好きな場所で使用することができます。 |
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* これらのスキーマは、生成されたOpenAPIスキーマの一部となり、自動ドキュメントの<abbr title = "User Interfaces">UI</abbr>に使用されます。 |
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## 自動ドキュメント生成 |
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モデルのJSONスキーマはOpenAPIで生成されたスキーマの一部になり、対話的なAPIドキュメントに表示されます: |
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<img src="/img/tutorial/body/image01.png"> |
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そして、それらが使われる *パスオペレーション* のそれぞれのAPIドキュメントにも表示されます: |
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<img src="/img/tutorial/body/image02.png"> |
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## エディターサポート |
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エディターによる型ヒントと補完が関数内で利用できます (Pydanticモデルではなく `dict` を受け取ると、同じサポートは受けられません): |
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<img src="/img/tutorial/body/image03.png"> |
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型によるエラーチェックも可能です: |
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<img src="/img/tutorial/body/image04.png"> |
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これは偶然ではなく、このデザインに基づいてフレームワークが作られています。 |
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全てのエディターで機能することを確認するために、実装前の設計時に徹底的にテストしました。 |
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これをサポートするためにPydantic自体にもいくつかの変更がありました。 |
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上記のスクリーンショットは<a href="https://code.visualstudio.com" class="external-link" target="_blank">Visual Studio Code</a>を撮ったものです。 |
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しかし、<a href="https://www.jetbrains.com/pycharm/" class="external-link" target="_blank">PyCharm</a>やほとんどのPythonエディタでも同様なエディターサポートを受けられます: |
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<img src="/img/tutorial/body/image05.png"> |
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!!! tip "豆知識" |
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<a href="https://www.jetbrains.com/pycharm/" class="external-link" target="_blank">PyCharm</a>エディタを使用している場合は、<a href="https://github.com/koxudaxi/pydantic-pycharm-plugin/" class="external-link" target="_blank">Pydantic PyCharm Plugin</a>が使用可能です。 |
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以下のエディターサポートが強化されます: |
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* 自動補完 |
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* 型チェック |
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* リファクタリング |
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* 検索 |
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* インスペクション |
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## モデルの使用 |
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関数内部で、モデルの全ての属性に直接アクセスできます: |
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```Python hl_lines="19" |
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{!../../../docs_src/body/tutorial002.py!} |
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``` |
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## リクエストボディ + パスパラメータ |
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パスパラメータとリクエストボディを同時に宣言できます。 |
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**FastAPI** はパスパラメータである関数パラメータは**パスから受け取り**、Pydanticモデルによって宣言された関数パラメータは**リクエストボディから受け取る**ということを認識します。 |
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```Python hl_lines="15-16" |
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{!../../../docs_src/body/tutorial003.py!} |
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``` |
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## リクエストボディ + パスパラメータ + クエリパラメータ |
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また、**ボディ**と**パス**と**クエリ**のパラメータも同時に宣言できます。 |
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**FastAPI** はそれぞれを認識し、適切な場所からデータを取得します。 |
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```Python hl_lines="16" |
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{!../../../docs_src/body/tutorial004.py!} |
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``` |
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関数パラメータは以下の様に認識されます: |
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* パラメータが**パス**で宣言されている場合は、優先的にパスパラメータとして扱われます。 |
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* パラメータが**単数型** (`int`、`float`、`str`、`bool` など)の場合は**クエリ**パラメータとして解釈されます。 |
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* パラメータが **Pydantic モデル**型で宣言された場合、リクエスト**ボディ**として解釈されます。 |
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!!! note "備考" |
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FastAPIは、`= None`があるおかげで、`q`がオプショナルだとわかります。 |
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`Optional[str]` の`Optional` はFastAPIでは使用されていません(FastAPIは`str`の部分のみ使用します)。しかし、`Optional[str]` はエディタがコードのエラーを見つけるのを助けてくれます。 |
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## Pydanticを使わない方法 |
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もしPydanticモデルを使用したくない場合は、**ボディ**パラメータが利用できます。[Body - Multiple Parameters: Singular values in body](body-multiple-params.md#singular-values-in-body){.internal-link target=_blank}を確認してください。 |
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